いざ五島へ

長崎の街は、崖とも思えるところに家々が立ち並んでいた。

バスが、ぐんぐん上り、くねくね下りながら、人びとを繁華街から高台にある自宅へと運んでくれる。どうやって建てたの??? 建て替えどうするの?? 私はこの街には住めないと確信した。免許ないし。

五島へは、プロペラ機で約30分。上空から見える島々は、写真で見るような画だった。

青い海に、深緑の島々。ほんとうにしまじまという表現があっている。小さなちいさな島が点在している。自然の営みで生まれた島々。美しすぎだった

空港へ降り立ち、到着ロビーに向かうと、市役所の職員の方が迎えに来てくれていた。

東京のオフィスから、移住担当係りに繋がれ、20代半ばのちっちゃくて可愛いかたが出迎えてくれた。それも電気自動車で(笑)前日お兄様にお子さまが生まれ、寝ていないので、すみませんと(笑)暖かい感じに、私も夫も島の人の第一印象はUPした。

聞けば五島は、道が狭いため、軽自動車が主流だと。そのうえ、ガソリン代も高い。市では、電気自動車の普及を推進していると。レンタカーも、普通車に加え、電気自動車もある。充電箇所は、島のいたるところにあり、ガソリンスタンドよりも数は多い(と言ってた気がする)五島の椿が描かれた車にのり、空き家バンクに登録されている家めぐりがスタートした。

まずは、腹ごしらえを。有名な五島うどんを食す。麺に椿油が練りこまれているため、つるん! とした食感だった。うどんの美味しさを引き立てているのが、あご出汁。トビウオを乾燥させ、だしをとる。この出しが、うどんの美味しさを引き出していた。

おなかも満たされたので、物件めぐりスタート。

畑がついて、古い家もついて販売されている。正直、びっくりする値段で売られている。

家財道具もそのままあり、何とも不思議な感じだった。手を加えなければ住めない家がほとんど。徒歩2分くらいで港、敷地には、畑も作れる。ミカンと、梅は、毎年相当な量を確保できそうな家もあった。ただし、家の中は、かなり手を加えなければならないし、不要なものを廃棄しなければ、手も加えられない。あとは、下水。水洗トイレではないので、その工事も必要。ほとんどを市の援助で賄えるといっていたけれど、そこまでして住みたいとは私は思えなかった。

移住の難しさその1だった

Try Everything!

Til I reach the end and then I'll start again No I won't leave, I wanna try everything I wanna try even though I could fail

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