新たな仕事~TryEverything~

この4月から、自宅から徒歩20分(結構あるく(笑))に新たにできる「こども園」で働く。研修も始まり、着々とその日に向かっている。


養蜂の仕事を始めると宣言したものの、障害が多くなかなか進まない中、ヒーリングをしてくださる先生に、「わたしはどの道に進むのがいいのでしょう」と、漠然と尋ねた。

先生は「教育、ね」と。幼児教育学科を卒業しているが、教職は取らなかった。北海道にいる間にも、通信教育で資格を取ろうと思ったものの、挫折。この分野に関しては緣がないと思っていた。そのうえ、お金と時間がかかる。夫には、非常に迷惑をかけた経験もある(;'∀')


「お金もらいながら、教育の分野を経験してみたら?」と言う先生。はい? なんですか?

先生曰く、幼稚園や、保育園、幼児教室などで資格がなくてもバイトできるところで、まずはスタートするのがいいのでは? ということだった。なるほど! 家の仕事の支障なく働ける場が、早々見つかるわけはないと思いつつ、求人情報を探してみた。


いまは、インターネットですぐ情報がヒットする。しかし、そのあとは、アフェリエイトでこれでもかと言うくらい、「あなたにぴったりの・・・・」とポップアップが。うざい(;’∀’)

世界最大求人件数という、リクルートが買収した求人サイト。確かに件数は多いものの、探す側のリテラシーがないと、収拾がつかない。ということで、タウンワークで探した(笑)

50歳、資格なし。できれば、5時には帰る。おまけに、キャリアを捨て子育てに専念してきたプライドがあり、保育者をモノ扱いするような園は、ごめんだ。こんな私が採用されるわけはないと思いながら情報を検索。


「もし、もう一度子育てをやり直せるなら、どういたいですか?」RCA時代の後輩がパパになり、いっしょにランチしていた時私に投げかけた質問。その時は、即答できなかったけれど、ずっと頭の隅にあった。情報検索している時もこの言葉が浮かび続けていた。

通信教育で幼児教育について学んでいたとき、アメリカ、フィンランド、ドイツ、イギリスなどの教育をリサーチ。その中で、イタリアのレッジョエミリアメソッドに、とても共感した。当時は、書籍もすくなく、日本でこのメソッドで教えている園は少なかった。今、都内では結構このメソッドを取り入れている園がある。可能ならそういう園で……。

「レッジョエミリア 東京 園 パート」でインターネット検索したところ、1園だけヒット。しかもタウンワーク(笑) 詳細をみたら、なんと、代々木上原に新園がで、そのスタッフ募集をしていた! 

ダメもとで、エントリーしたら、翌日電話があり、履歴書を送ってくださいとのこと。

数日後、面談となった。

学校法人でもなく、福祉法人でもない。株式会社が運営するこの園は、すでに3園あり、今回できる代々木上原は、保育園ではなく、初の認定こども園の開園だそうだ。

面接は、ものの10分くらいで終わった。資格がなくても大丈夫。年齢も大丈夫。園のそばに住んでいるのが決めてだったらしい。そう、ご近所採用(笑)。いままで子どもがすきだからという志望理由がほとんどで、働くママを助けたいと言った方は初めてだと。これも決めてだったのかもしれない。こうして昨年の10月に、内定をもらった。感謝感謝!!!
ご縁とは、まさにこういうことを言うのかもしれない。本当に感謝。


内定をいただいてからは、私なりに幼児教育、保育に関し、リサーチしてみた。まず子どもと、その保護者を取り巻く環境は、私が子育てをしていた時代と大きく変わっているということ。国家政策、企業努力だけではそう簡単に変わらないと言うことは肌感覚で分かった。ここについては、実経験をもとに模索していきたい。


2月1日より研修が始まった。経営者である、理事長の園にかける思いを聞き、こんな私で務まるのだろうか……、と不安だった。しかし、対話(研修のほとんどが対話)を続けていく中で、園長も、給食の先生も、保育の先生も、それぞれの仕事を通じて、この園で育った子どもたちが、自ら人生を描いていける子どもに育って欲しいという、共通の願いが共有でき、わたしも、わたしができることをやり遂げようと決めた。


スタッフ全員の愛情で、4月1日、こどもたちと保護者のみなさんを迎える。どんな日になるのだろう……!


Try Everything!

Til I reach the end and then I'll start again No I won't leave, I wanna try everything I wanna try even though I could fail

0コメント

  • 1000 / 1000